1951-11-19 第12回国会 衆議院 運輸委員会 第12号
常磐線の電化につきましては、私個人としましては、第一国会以来今日まで、この電化の達成のために全力をあげてやつて参つたのでありますが、ようやく松戸より我孫子、取手まで貫通いたしましたが、それだけでは地元民としても、また上野以北の者としましても満足しないところであります。
常磐線の電化につきましては、私個人としましては、第一国会以来今日まで、この電化の達成のために全力をあげてやつて参つたのでありますが、ようやく松戸より我孫子、取手まで貫通いたしましたが、それだけでは地元民としても、また上野以北の者としましても満足しないところであります。
電化の質問の際に、東海道線は天国で、常磐線は地獄だといつか申し上げたことがあるのですが、上野以北は実にサービスが悪い。この値上げに賛成するかしないかという問題は、まだ党議できませんが、もし賛成する場合であろうとなかろうと、東海道線だけには、一等車に冷房装置までする待遇を与えておきながら、上野以北は、最近ようやく雨漏り列車がなくなつたような始末でありまして、実に冷遇であります。
○足羽政府委員 上野以北と東海道線との比較につきまして、御指摘になりました点については、事実として、そういうふうに観察なさいます点が実はあろうかと思います。一度に全部改善をして行くということも、なかなか至難なわざでもございますので、東海道線がいわば最も主要な幹線区間でもありますので、そういう傾向の点もあるかと思います。
もう一点は、先ほど私が東海道線と東北線というものは、天国と地獄だと申し上げたことに対して、足羽局長からたいへん満足の行く御答弁をいただいてありがたいのですが、上野以北の客車は、比較してごらんになればわかるように——九州のあれほどではありませんけれども、ぜひひとつやつていただきたい。